「メリークリスマース!」

今日はクリスマス。
ジン=フリークスさんのお宅での楽しい晩餐タイムです。
いつもより張り切って料理をしたカイトさん。ジンの好きなケーキももちろん手作りです。
ジンも「お、美味そうー」なんて言って並んで席についたのですが‥‥。

「なぁなぁカイト!プレゼントは?」

「え、あ‥‥プレゼント‥‥‥」

「なんだよークリスマスなのにプレゼントなしかよー ぶぅ‥」(どちらのお子様ですか)

「ごめんなさい、俺‥‥」

「いいっていいって!クリスマス初心者なんだから仕方ない。気にすんなっv」

「はぁ‥‥」

「でも俺はちゃーんとカイトにプレゼントがあるんだぜ!
おフランスは5大シャトーの1つ。シャトーマルゴンの中でも良作と言われる××90年モノだ!
もちろんファースト!滅多に手に入らない幻のレアものだぜ!!」

「へぇ、スゴい‥‥」

「ささ、くぃぃぃぃっと飲め!むしろジャンジャン飲め!!」

「はい、いただきます‥‥‥‥‥‥‥‥‥(なにコレ、マッズ‥‥;;;)」

「美味いだろーv とっとと空けろ。もー1杯だ」

「あの、美味いっすけど‥‥‥俺、高い酒の味なんて分かんないし。だからこれは
ジンさん飲んでください。味の分からない奴が飲んでも勿体無いっつーか、俺はこの
スーパーで買った1本880円のシャンパンを‥‥」

「だったら尚更ガンガン飲まねーと!!良いハンターってのは利き酒も出来るもんだぜ!?
‥‥そういう訳で、880円のシャンパンは俺が飲むから。ちょーど880円のシャンパン
飲みてぇなって思ってたトコなんだよー!! カイトはホンット気が利くなーvvv」

「はぁ‥‥」


‥‥まぁいいか。なんかジンさん、すげぇご機嫌だし。
それにせっかく買ってきてくれたんだもんな‥‥‥‥‥(マズいけど)


なぁんて思いながら食事を続けるカイトさんでしたが‥‥? ウヒv

(041225)
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